よく会話が苦手ですという相談を受ける事があります。
私も昔、会話が苦手だった時期があるので、お気持ちはすごく分かります。
「会話」といっても、様々な話し方があり、目的によっても方法が変わってきます。
しかし、共通して、やらないといけないことは、「相手の気持ちを読み取る」ということが非常に重要になってきます。
これができない人は、会話で苦労することも多いと思います。
私も昔はできませんでした。
しかし、対人恐怖症になっていた私ですが、このままではいけないと思い、毎日人と話すようにしようと決めました。
そうやっているうちに相手の気持ちが読み取れるようになってきて、この人には今どんな会話をすればいいのかが分かるようになってきたんです。
この人は楽しい気分になりたそうだな、面白い話をしてあげようとか、この人は今自分の想いを受け止めてもらいたいんだな、話しを聞いてあげようなど、相手の気持ちを読み取るだけで、相手にとるべき行動が分かるようになってきます。
なので、会話が苦手な人は、自分が何を話せばいいんだろう?よりも、相手は今どんな気持ちなんだろう?を考えると、会話が上手になってきます。
相手の気持ちを読み取るには?
では、どうすれば相手の気持ちを読み取れるのかといいますと、相手の目を見ます。
これだけで、相手の気持ちが自動的に分かるようになってきます。
人と話しをする時は、目を見て話すようにしてみてください。
回数を重ねるうちにどんどん分かるようになってきます。
「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、やはり真理をついた事柄だからでしょう。
私は目を見れば、その人が何を考えているのか瞬時に分かるようになってきました。
100パーセントまではいかないと思いますが、大体わかります。
さらに、目だけではありませんが、その人の全身を見る事で、その人の性格までもなんとなく分かるようになってきて、合コンなどで、当てるゲームをしたことがありますが、中々当たりました。笑
もっと細かい事いうと、相手の目、視線、目の動き方、口角、手の仕草、声のトーン、テンポなどあらゆる所から相手の感情を分析することができます。
これが見ただけで、考えなくても勝手に分かるようになってきます。
最初は意識すると難しいと思うので、一番重要な目を攻略してみてください。
目だけでも60%くらい感情を読み取れると思います。
感情を読み取ったら?
目を見るだけで、本当に簡単に感情を読み取れるので、次は相手の感情を読んだうえで、相手が喜ぶ事をしてあげます。
先ほど言いましたが、話しを聞いてあげるのか、面白い事を話してあげればいいのか?またまた、客観的なアドバイスがほしいのか?
感情を読み取ると、相手がどうしてほしいのかがなんとなくわかります。
これはもう、感覚的な話しなので、実践してみてください。
やりまくると、面白いほどわかるようになります。笑
人が話しをするときは、何かしらの目的があります。
暇つぶしなのか、楽しみたいのか、癒されたいのか、気持ちを理解してほしいのかなどです。
これらは人間の、本能に近い欲求なので、これらがベースになって、言葉という建前を使い、その欲求を満たそうとするわけです。
なので、これを感情を読み取って、相手の欲求や目的を満たしてあげるもの(価値)を自分が提供してあげることができれば、相手は自分に対して良く思うようになってきます。
基本的に会話はこれが本質です。
あとは、相手の欲求の満たしやすい言葉使いや物の伝え方など、表面上のテクニックもありますが、これを繰り返していくのが「会話」というわけなんです。
難しくなっちゃいましたが、相手と話していて、相手が楽しみたいんだなと思ったら最近あった面白い話しをしてあげればいいわけです。
話した後、また感情を読んで、それを満たす会話をする。
これの繰り返しです。
もっというならば、面白く話を伝える時は、ギャップを入れて会話したり、自分自信が楽しそうに会話するなどのテクニックもあります。
ですが、これはおいおいでいいので、会話が苦手な人は、少しずつ慣れていけばOKです。
私も毎日会話していって、少しずつ会話の質もよくなっていきました。
まとめ
まとめますと、会話が苦手な人は目を見て話してください。
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