相手と自分の関係性を意識すると人間関係が改善される?

 

昔バイトしていた時の話です。

スタッフのバイトを代わってあげた時、

その人はとても笑顔で優しい。

しかし、自分が仕事をミスをして、

その人に面倒がかかったとき、その人はとても冷たく、嫌な顔をした。

またまたある日、

その人に美味しいお土産を差し入れしたら、

とても笑顔で自分に接する。

~この話しの中に人間関係の極意が隠されています~

人は合理的な生き物で、基本的に自分にメリットのある人としか関わりません。

合理的とは、AさんとBさんは同じくらい好きで、

Aさんと行くとご飯は割り勘。

Bさんと行くと、奢ってもらえる。

だからBさんとご飯に行こうと思う事、

これが合理的です。

人間には「情」という非合理的な性質もありますが、それがなければ基本的に合理的です。

なので、人間関係をよくするには、

一度、相手と自分の関係性を客観視することがおすすめです。

「相手は自分にどんなメリットを感じているのだろう?」

と自問してみると、脳みそが自動的になぜだろう?と考えてくれます。

相手が自分に対して冷たかったり、いい対応じゃない場合は、

自分は相手にメリットを提供できていない可能性が高いです。

逆にメリットを提供できている場合は、

相手も自分に対して、笑顔だったり、優しかったり、気を使ってくれたりして、

いい対応になります。

自分と仲の良い人たちは、あなたにメリットを感じているから仲がいい事が多いです。

一緒にいると楽しい

癒される

職場であなたの力が必要

奢ってくれる

1人が嫌だから都合の良い相手

などなど、表面には出てきませんが、

あなたに何かしらのメリットを感じているか

長年の付き合いや信頼関係があり「情」を感じていて仲が良いかのどちらかです。

逆に仲が良くない人は、

あなたに対してマイナスのイメージを持っていたり、

メリットを感じていないから距離を取っている事が多いです。

この事から、人と仲良くなりたい時は、相手と自分の関係性を意識して

相手にとってのメリットは何だろう?と考えてから接すると

仲良くなれる確率が上がります。

例えば、上司と部下の関係でしたら、

自分が仕事で結果を出し、上司の助けになる、

愛想がよく、上司が気持ちよく仕事ができる

などのメリットを提供すると、

上司は部下がいると得するので、その部下を可愛がります。

友達ともっと仲良くなりたいのでしたら、

誰よりも面白く、誰よりもその人の理解者になると、

他の人には感じない価値をあなたに感じて、

あちらもあなたと仲良くしようとしてくるはずです。

なので、私は美容師時代、先輩に気に入って貰うために、

誰よりも早くたくさん髪をほうきで掃きにいって、

ゴミを誰よりも早く捨てに行きました。

そして、見た目にも気を使い、

先輩の顔を立てて、

愛想よく接して、

先輩のお客様が喜んでくれるように接客しました。

そうすることで、先輩は気持ちよく仕事ができ、

自尊心も満たされ、いい気分になります。

これが私が提供した「メリット」です。

そのおかげで、朝から練習を見てもらえたり、

お客様に新しい技術に入らせてもらえたりしました。

なので、相手にメリットのある存在になれれば、

人といい関係を築きやすくなれるので、

人と仲良くなりたい人は、

相手と自分の関係性を意識するのがおすすめです。

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