目次
何か物事を始める時というのは大きく分けて2つのパターンがあると思います。
1つ目は、何となくやってみようと思って始めたこと。
2つ目は、よし頑張るぞ!と意気込んで始めたこと。
一見、2つ目の始め方のほうがうまくいきそうな気がしますが、私の経験的に、前者のなんとなく始めてみたことの方がうまくいっている事が多いです。
ではなぜ、何となくスタートした物事のほうがうまくいきやすいのでしょうか?
少し考えてみたいと思います。
気軽に始めてみたことの実例
私が気軽に始めてうまくいった出来事はたくさんありますが、印象的だったものをいくつかピックアップしてみました。
①ゲーム
②少林寺拳法
③美容学生時代のフォトコンテンスト
たくさん書いてもあれなので、今回はこの3つの例を元に考えてみたいと思います。
ゲーム
まず1つ目がゲームなのですが、私は気軽に始めてすごく上手になったゲームがいくつかあります。
今回はその中から2つだけ例として取り上げてみたいと思います。
コールオブデューティー
1つ目はコールオブデューティーと言うゲームです。
FPSというシューテュングゲームなのですが、中学1年の頃にPS3の60GBが生産終了になるという話しを聞いて、その日のうちにPS3を買いに行ったときにそのゲームに出会いました。
なんとなく新作コーナーにあって面白そうだったので買ってみたのです。
最初は全然勝てませんでしたし、勝とうとも思ってませんでしたが、なんとなくやっていると上手になってきてある時からすごく勝てるようになってきました。
そこからすごくハマって、毎日熱中するようにやり始め、かなり上手になりました。
うますぎです、勝てませんと言われたり、ある高校で1番うまいと言われている人に勝ったりと、そこそこ上手になりました。
遊戯王デュエルリンクス
2つ目は遊戯王デュエルリンクスというカードゲームのアプリです。
これもなんとなく、脳トレになればいいかなという気軽な理由で始めたものです。
最初は強いデッキの人に勝てなかったのですが、やっていくとコツをつかみ、だんだん勝てるようになっていきました。
そして、そのゲームで1番すごい称号のデュエルキング(オリンピックでいう金メダル)というランクに達することができました。
このゲームも、別にトップのランクにいくつもりはありませんでしたが、結果としてトップのランクにいくことができたのです。
少林寺拳法
2つ目は少林寺拳法です。
少林寺拳法は小学2年生の頃に友達に一緒にやろうと言われてなんとなく始めてみたものです。
最終的に初段まで頑張って、メダルも金銀銅と全てとりました。
もちろんメダルをとろうとも思ってませんでしたし、初段までやるとも思ってませんでした。
美容学生時代のフォトコンテンスト
最後はフォトコンです。
フォトコンとは、全国の美容学生が自分で作品を作って、それを写真に収め、その写真のクオリティを競い合うというコンテストです。
私は名前を忘れましたが、何とか賞というのを頂いて写真が掲載されたことがあります。
1番すごい賞ではないですが、なんとなく自分の作りたいように作っていたら賞を頂くことができました。
しかもあんまり頑張っていないのです。
気軽に始めるとうまくいく?
先ほどの例から、頑張ろうと思わなくても何となく続けているとうまくいく事が多いことが分かります。
しかし一方で、頑張ろう!と意気込んで物事を始めることもありました。
たとえば、美容師時代にカラーを練習したり、恋愛で好きな人を落とそう!と頑張ったりです。
ですが、一生懸命頑張ろうと思って始めた事は、結論からいうとあんまりうまくいきませんでした。
カラーは毎日頑張るぞ!と意気込んで練習していてもうまくいきませんでしたし、恋愛も頑張れば頑張る程うまくいきませんでした。逆にがんばろうと思わなかった恋愛ではうまくいくことが多かったです。
これは何なんでしょうかね?笑
理由はよくわかりませんが、恐らく、頑張ろう!と思っている時は、苦手意識があるのでうまくいきにくいのだと思います。
頑張ろう!と思うということは、チャレンジすることが難しいと思っていたり、あんまり気の進まない事だから、頑張ろう!と気持ちを奮い立たせようとする発言だと思うからです。
逆に気軽に始めて続いていることというのは、嫌でないから続いているのであり、続けていると必ず物事は上達していくので結果がついてきやすいのだと思います。
何事も続けていると改善案が浮かんだり、こうすればもっとよくなるというコツが分かるようになります。そうするとどんどん楽しくなってきて、楽しいことに対して人は苦痛を感じにくいので、人から見て頑張っているなと思うようなことでも本人は頑張っている感覚が無く、行動が続けられるのだと思います。
実際、私もデュエルリンクスをやっている時に、デュエルキングになるまでには何度も負けましたし、勝てなくてきついなーと思う事もありました。しかし、それ以上に楽しかったので、勝つためにはどうすればいいんだろう?と試行錯誤を繰り返す事ができ、勝つことができたのだと思います。
これが私のきらいな編み物みたいな細かい作業だった場合、きっとやり遂げることはできなかったでしょう。
まとめ
なので結論は、頑張ろう!と思って始めることほど難しいという苦手意識が働いていて、それをやること自体が重荷になっていることが多いです。
ゆえに、行動していても苦しみが大きく、もっとよくしよう!という改善案が出てくる前に「やめたい」などのネガティブな気持ちが先だって、結果が良くなっていかないケースが多いのだと思います。
逆に気軽に始めた事は、高い目標を設定していないため、気軽にずっと続けているためいつの間にか上手になって、上手になると楽しくなって、もっと上手になるという好循環の波に乗れるから結果が付いてくるのだと思います。
以上のことから、結果を出したい場合は、気軽に無理なく続けると、最終的に結果が手に入る事が多いので、気軽に物事に取り組む事をおすすめします。
頑張ろうと思う事自体が、本心では嫌だなと思っている事とほぼ同義だと思うので、少し適当にやるくらいの方が何事もうまくいくのかもしれないですね。
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