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こんにちは、コミュニケーションが得意な森沢といいます。
この記事に辿り着いた方は、話し方を上達させる練習法が知りたい方が多いと思います。
安心してください。
今回は、会話上手になるための話し方の練習方法を、私の実体験も織り交ぜてご紹介したいと思います。
練習法の効果
今回紹介する練習方法は、昔コミュニケーション障害になって、それを克服した私が実践してきて効果のあったものだけお伝えします。
やり方は簡単なので気軽にチャレンジしてみてください。
コミュ症になった過去や、会話上手になったあとの森沢の現在についてはこちらから
http://sho-kirakiramens.com/line/
まずはゴールを決めよう
話し方にはたくさんの種類があります。
アナウンサーのように原稿を聞きやすいように伝える話し方や、相手と仲良くできる好かれる話し方、相手を笑顔にする面白い話し方など様々な話し方があります。
話し方を練習する時は、自分がどのような話し方を会得したいのかゴールを決める必要があります。
なぜかというと、水泳選手になりたいのに、100メートル走ばかりしていても水泳は上手にならないからです。
なので、自分が会得したい話し方をまずは設定して、それを会得できる練習方法を選ぶ必要があります。
自分の得たい話し方ってなんだろう?
自分の得たい話し方と言われてもピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、あまり難しく考えないでも大丈夫です。
ほとんどの方は、
・色々な人と仲良くなりたい
・恋愛で異性と上手に話せるようになりたい
・自分の意見を上手に伝えたい
・沈黙が気まずいからそうならないようなコミュ力を身に付けたい
などの悩みが原因で、会話上手になりたいと思っていると思います。
そういう方は、私が今回紹介する練習方法と1つの考え方を覚えて頂いて、練習してから、普段の会話を通じて実践していく中で、自然と会話上手になっていきます。
逆に、アナウンサーのような原稿を上手に読む話し方や、司会が上手にする話し方は専門外なので、詳しくはお伝え出来ませんが、今回紹介する練習方法でもある程度は身に付けていけるのではないかなと思います。
もし詳しく知りたい方は専門の練習方法を教えている方から学んでみてください。
会話上手になる話し方の練習方法
会話上手になるための練習方法は3つあります。
①モデリング
②録画する
③鏡の前で話す
①モデリング
モデリングとは簡単にいうと、マネをすることです。
方言が強い人とずっと話していると、自分も方言が移っちゃった経験はありませんか?
私は関西の友達がいるのですが、その友達と話していると方言が少しですが移っちゃったことがあります。
このように、人は相手の話し方の影響を受けやすい生き物です。
そして、方言というのは一種の話し方ですので、裏を返せば、話し上手な人の話し方をずっと聞いていると、それが移って自分も話し上手になるということなんです。
私は高校1年の頃、プロフィールでも述べましたが、デパートの屋上に呼び出されてボコボコにされたことがあります。
その経験があってから、人と話すのが怖くなってコミュ症になってしまいました。
それ以来、人とぎこちない話し方でしか会話ができなかったのですが、私の先輩がPS3でゲームをしていて、その先輩と音声通話をしながらゲームをしていました。
ラッキーな事に、その先輩は話し方がとても上手だったので、先輩の話し方を聞いているうちに、先輩の話し方が移って、段々話すのが上手になっていきました。
あとは、高校生活で会話する場面があると、先輩の話し方のテンポや声のトーン、笑い方や言葉使いなど、ありとあらゆる部分をマネして話すようにしていきました。
自分の話し方で話すと、またトラブルが起きて怖い目に合うんじゃないかとビクビクしていたのですが、先輩をマネして話すと、先輩が自分に憑依したイメージで、不思議と人と話すのがあまり怖くなくなりました。
そうすると、人と話すのが慣れてきて、会話の距離感などもつかめるようになって、やがて自分の話し方で話せるようになったのです。
それ以来、社長さんや美容師さん、セールスマンの方、芸能人の人など話し方が上手な人の話しを愚直にマネしていき、最終的には、億万長者の前でプレゼンする企画があって参加させて頂いたのですが、そのプレゼンで成功するくらいまで、話し方が上手になりました。
なので、このマネをするという練習方法はとても効果があります。
モデリングのやり方
そこでみなさんにも、ぜひこの方法を試していただきたいなと思います。
モデリングのやり方は簡単です。
①会話上手な人を見つける
②その人の話し方をよく聞く
③細かいところまでマネをする
④それを普段の会話で実践していく
⑤実践結果を分析してトライ&エラーを繰り返す
⑥以下ループ
①会話上手な人を見つける
モデリングをするためには、まず会話上手な人を見つける人があります。
会話上手な人はどんな人がいいのかというと、自分が話しを聞いて「話が上手だな~」と思う人で大丈夫です。
自分が聞いていいなと思う人は、自分と話し方の感性が似ているということなので、話しを聞いていても苦になりませんし、自分がいいなと思うということは、自分よりもレベルが高いということなので、その人のマネをすることで、自分のレベルが上がるということだからです。
なので、まずは会話上手な人を探す所からのスタートとなります。
おすすめの会話上手な方たち
しかし、会話上手な人なんて身近にいないよ!と思う方もいらっしゃると思います。
ですが、現代はインターネットが普及しているので、話し上手な方たちの話しが簡単に聞けちゃいます。
そこで、私が実際にモデリングしてきて、話しが上手だなと思う方をご紹介したいと思います。
YouTubeのリンクを貼っておくので、動画をご覧になって、ぜひモデリングしてみてください。
モデリングの詳しいやり方は、次の章から解説しています。
島田紳助さん
島田紳助さんはみなさんもご存知の通り、大御所の司会者でした。
紳助さんは比喩表現(例え話)が上手で、すごく分かりやすく物事の成り立ちや本質を伝えてくれます。
後は、話しの入り方や終わり方が上手で、しっかりしたオチがあるので話しが面白いです。
パターンとしては、入りと終わりにほとんどギャップを作られています。
<入り>軽→重<終わり>
逆も同じです。
例えば、入りが軽い話しの時は、最後深い話で〆て、重い話しから入った時は、最後「出口を出られたら幸運になる印鑑とツボが売ってます」など、ちょっとふざけて軽く話しを終わらせています。
このような、場の空気感のつくり方や、話し方などすごく参考になるので、絶対にモデリングすべき方です。
与沢翼さん
与沢さんはTVにも出演されてたので、ご存知の方も多いと思います。
先ほどの島田紳助さんと違って、与沢さんはモノを教えるのがお上手だなと思います。
テーマの本質→〇〇したほうがいいという主張→なぜなのか?の根拠
この一連の流れで話しが構成されているのですごく分かりやすいです。
話し方もお上手で、すごく聞きやすく、聞き手の感情を考えてお話しされてるので、与沢さんの話し方もモデリングされることをおすすめします。
山崎拓巳さん
山崎拓巳さんは著者の方で「やる気のスイッチ」などの本を出版されています。
また、嫌いな方も多いと思いますが「アムウェイ」というネットワークビジネスもされています。
私はアムウェイのビジネスはやっていませんが、商品の質が高いので愛用しています。(口臭スプレーと歯ブラシと歯磨き粉は本当に素晴らしいです。)
なので、一度アムウェイのラリー(イベント)に参加したことがあります。
その時に、山崎拓巳さんのトークを聞いて、この人は話しがうますぎる!と感動したのを覚えています。
アムウェイを嫌いな方は多いと思いますが、山崎拓巳さんのトーク力はすごいと思うので、ぜひモデリングされることをおすすめします。
具体的にどこがすごいのかというと、言葉の抑揚やトーン、テンポなどが聞きやすくて上手です。
あとは、言葉の使い方がお上手で、普通の人とは違う言葉の使い方をされています。
例えば、普通なら「ということで今〇〇しています」という所を「今という時間を迎えています」と表現されたりしています。
トークの表現力というのは、知っている言葉のボキャブラリーによってレベルが変わってきますので、普通の人とは違う言葉をチョイスされていることで、トーク力が高いことが伺えます。
山崎拓巳さんが、どんな言葉を使って表現されているのかなどを参考にすると、かなりトーク力が上がると思います。
ちなみに、井上陽水さんも言葉の表現にかなり気を使われているそうで、名曲の「少年時代」の歌詞にある「風あざみ」という言葉も、響きがきれいだからということで、造語されたそうです。
言葉の選び方で、印象がかなり変わるので、そういった点も意識するとより一層モデリングの効果が増すので意識するといいと思います。
野沢道夫さん
野沢さんは美容師時代にすごく憧れていて、東京のイベントにも行ったことがあります。
カリスマ美容師なので、トークもすごく上手です。
動画の中でモデルさんをカウンセリングしているシーンがあるのですが、相槌の仕方がとてもお上手だなと思います。
話し方の雰囲気などもすごく参考になるので、野沢さんもぜひモデリングしてみてください。
接客業の方などは特に役立つと思います。
平田理さん
この方も美容室のオーナーさんですが、話し方がとてもお上手です。
美容師時代にセミナーに参加させて頂いた事もありますが、動画では伝わらないくらい演出の仕方が上手でした。
平田さんの話し方の雰囲気や抑揚、声のトーンなどはとても参考になりますので、ぜひモデリングしてみてください。
水トアナウンサー
水トアナウンサーは、相槌とか愛想のいいコミュニケーションが得意です。
本当はスッキリのオープニングがベストなのですが、動画が無かったので、別の動画を貼りました。
興味がある方は、スッキリのオープンニングを見て見てください。
話し方がお上手です。さすがアナウンサーだなと思います。
接客業の方や、人に好かれる話し方をマスターしたい方は、ぜひ水トアナウンサーをモデリングしてみてください。
②その人の話し方をよく聞く
次のステップは、聞くことです。
モデリングをする人を決めたら、その人の話し方をよく聞きます。
よく聞くというのは、何十回も聞きます。
何度も聞くことで、その人の話し方が無意識で出来るようになるからです。
この人のように話せるようになりたいという気持ちを持って、何度も聞いていると、その人の魂が自分に乗り移ったかのように話し方が上手になっていきます。
たくさんたくさん聞いてください。
③細かいところまでマネをする
話しを聞くときに気を付けるポイントがあります。
それは、その人の細かいところまでマネするようにしてください。
私の場合は、先輩のマネをしましたが、先輩の声のトーン、テンポ、言葉の使い方、笑い方など全てマネしました。
話し上手な人の全てをマネする事で、その人の話し方の魅力が全て自分のモノになります。
例えば、声のトーンだけマネしても、言葉の使い方が下手なままだと、その人みたいに魅力的な話ができない可能性が高いです。
なぜなら、世の中は原因と結果の法則というルールがあるので、原因が変わると結果が変わります。
適切な声のトーンと、適切な言葉の使い方の2つが合わさって最高のトークが生まれます。
ですが、適切な声のトーンと不適切な言葉の使い方という原因が出来れば、最高のトークはできないかもしれません。
なぜなら前者と後者では、原因が違うからです。
原因が違うのに同じ結果が生まれるのは、ルールに反しているのであり得ません。
なので、モデリングしている人の、細かい部分も意識して観察、分析して、マネするようにしてみてください。
私も、細かく分析してモデリングしてきました。
④それを普段の会話で実践していく
モデリングして、話し方が自分に染みついてきたら、次はそれを、普段の会話の中で実践していきます。
例えば、モデリングしている人が、人を褒める時に「素敵ですね」と褒めていたら自分も「素敵ですね」と褒めるていきます。
テンポ早めで話していたら自分もテンポ早めに話します。
これを普段の会話の中で取り入れていくことで、毎日トークの練習ができます。
私はコミュ症だった時、学生だったので、毎日誰かと話さなければいけませんでした。
男子校だったので廊下で誰かとすれ違ったら「ヨッ」と声をかける文化があったからです。笑
なので、強制的に人と話さなければいけなかったので、初めは難しかったですが、モデリングしている人のマネをしながらたどたどしく話をしていました。
それを長く続けていると、コミュ力もかなり回復してきました。
みなさんも、モデリングをしたら、普段の会話で勉強したことをマネして会話するようにしてみてください。
それを続けていると、ある日ウルトラCが起こります。
⑤実践結果を分析し、トライ&エラーを繰り返す
普段の会話の中で、モデリングしたことを実践していると、うまくいくこともあれば失敗する時もあると思います。
そこでみなさんにやって頂きたいことは、分析です。
私もやりましたが、毎日結果を分析していました。
「今の話し方はウケたな」「このタイミングで会話に入ったら場が白けたな、気を付けよう」という風に、うまくいった所は次回も採用するようにして、失敗した所は、なぜ失敗したのかを考えて、もうしないようにして、新しい改善案を考えるようにしていました。そうしないと、自分が嫌な思いをするからです。
例えば、場が白けたときは「人が話している時に割り込んだから白けたかもしれない、次からは人が話している時には割り込まないでおこう」と反省しました。
これをひたすら何年も繰り返していると、会話がすごく上手になりました。
社長さんや、億万長者の方にも褒めて頂けました。
みなさんも、ただ実践するだけではなくて、分析して改善することも忘れないようにすると、より会話が上手になるのではないかなと思います。
⑥以下ループ
あとは、①~⑤を会話が上手になるまで繰り返してください。
私は自分がある程度満足できるようになるまでに5年かかりました。
今でも満足していないので、①~⑤の工程をいまだに繰り返しています。
②録画する
次の練習方法は、自分のトークを録画することです。
録画をすると、自分の話し方を客観的に見る事が出来るので、自分の長所と短所が分かります。
私はYouTubeに動画を上げるために録画し始めたのですが、初期の頃は話し方が下手っぴでした。
しかし、動画を何度もとることで、話し方が段々上手になってきました。
自分の話しを録画する機会はないと思いますが、練習だと思ってスマホに向かって、話すようにしてみてください。
話すときは、1人だと話すことが無いと思うので、テーマを1つ決めて、それについて分かりやすく解説するように動画を撮るといいと思います。
修行だと思って根気強くやってみてください。
ちなみに量はどれくらいやればいいかというと、私は50時間分くらい動画を1週間撮り続けたときに、少し上達したなと思いました。
なので、結構しんどいなと思う限界を超えた所に上達の果実は実っているので、それくらいを目途にコツコツと頑張ってみてください。
③鏡の前で話す
最後の練習法は、鏡の前で話す事です。
鏡じゃなくてもいいですが、一人で、会話するシチュエーションを鮮明にイメージしながら一人で誰かと話している堤で会話してみてください。
一人劇みたいな感じです。
私はよく、未来の理想の奥さんやセミナーをしている様子をイメージしながら、1人でよく話しています。
そうやってイメージトレーニングをしていると、話し方を体が覚えているので、実際に話す時にもいつも通りに話せることが多いので、練習はやっぱり大事だなと思います。
よくスポーツ選手がイメージトレーニングをしていますが、私たちもコミュニケーションという大会に出場するつもりで、毎日イメージトレーニングしましょう。
私も毎日やっています。
ポイントはただ話すのではなく、シチュエーションをリアルにイメージしてみてください。
ただひとりごとを話していても意味はなく、ただ慣れただけになります。
シチュエーションをイメージするからこそ、リアルさがあって、緊張感があったり、失敗した時に「これが本当だったら自分はつらい思いしてたな」などの疑似体験ができます。
リアルにイメージしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私が実践してきて、効果のあったものだけを紹介させて頂きました。
実際これらの事をやってきて、コミュニケーションを通じて、かわいい子と付き合えたり、プレゼンが成功したり、セールスでも物が売れたりしました。
そして、コミュニケーションについてはかなり勉強してきたので、かなり厳しいフィルタリングを通じて、モデリングすべき人をご紹介しています。
なので、今回紹介した方法を使えば、コミュ力は必ず上がると思いますので、もしコミュ力を上げたくて悩んでる方は、ぜひこの記事をお役立て頂ければなと思います。
他にもコミュニケーションについての記事も書いてますので、関連記事やトップページからご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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