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学生や社会人になるとプレゼンテーションを行う場面が増えますよね。
プレゼンが苦手な方は人前で話すのが苦痛に感じる人もいるかもしれません。
また、会社で日頃からプレゼンをする人は、上手なプレゼンができるようになりたいと思っている方もいらっしゃると思います。
実は私もプレゼンをする機会が何度もありました。一番大きなプレゼンでは、ある企画で5人の億万長者を前にプレゼンするというものもありました。
しかし、プレゼンの度に、有難いことに「聞きやすかった」「面白かった」「ぜひ仲良くしましょう」というお声を頂くことが多いです。
自分的にもプレゼンは楽しいですし、コツが分かっています。
そこで今回は、プレゼンのコツの情報シェアという形で、私がいつもプレゼンで気を付けている事を共有できたらなと思います。
プレゼンには5つのコツがある
プレゼンには5つのコツがあります。
①内容の把握
②状況の把握
③感情を込める
④論理的に話す
⑤聞きやすい話し方をする
やること自体は難しくないので、意識しながらプレゼンの練習をしていくとすぐに身に付きます。
では、1つずつ見ていきましょう。
①内容の把握
プレゼンをする時は、トークだけの場合とスライドを使う場合もあると思います。どちらの場合も、話しの構成や流れを頭の中にイメージしておきましょう。
そうすればスムーズに次は何を話せばいいのか、話しを組み立てながらプレゼンを進めていく事ができます。
実は人間は、紙やスライドを見ながら話す時ほどトークが下手になりがちです。
無難に進行するプレゼンはできますが、人の心を打つプレゼンは感情がこもった時のみ起こるので、本当は紙などを見ずに、相手を見て、自分のワクワクする気持ちを相手に伝えるイメージでプレゼンするのが〇です。
紙やスライドに要点だけをまとめるのはOKですが、長い文章を書いてしまうとただ音読してしまうだけなのと、文章の途中で他の事を言いたくても、続きに書かれた文章があるとそっちを読んでしまい、不完全燃焼なプレゼンになってしまいます。紙やスライドに書く場合は、話しの構成の見出しだけを書くのがおすすめです。
正しいメモ
・なぜ〇〇なのか?
・それはどのように革命を起こすか?
・革命を起こす企画が〇〇
間違ったメモ
〇〇は〇〇を〇〇する。それは〇〇に革命を起こすからだ。革命を起こす企画が〇〇です!
内容の細かい部分は自分の中にしっかり知識や経験として入れておく必要があります。逆に見出しだけ見て喋れないレベルの内容しか頭に入っていなければ、堂々としたプレゼンや流調なプレゼンはできないので、話す内容はしっかり知識としてあたまの中に入れておき、キーワードだけ見たらスラスラしゃべれるようにしておきましょう。
司会のスペシャリスト島田紳助さんも喋る内容は本番で考えるそうです。喋る内容をあらかじめ決めないそうです。
ゲストとの会話の中で、キーワードを拾いそこから連想して話しを広げていくそうです。実際私もそうするようにしていますが、紙に書いて何か話すよりも、話すキーワードだけ頭に入れておいて、あとは連想で話す方が上手に話せます。
私も億万長者の前でプレゼンした時は、どうプレゼンするか悩みましたが、結局話したいポイントだけ頭にいれて後は本番の連想から話しを広げプレゼンし、うまくいきました。
紙がないと不安かもしれませんが、紙が無くてもスラスラ喋れるようにカメラの前で練習してみるのがオススメです。
②状況の把握
プレゼンでは、その会場の雰囲気や聞き手の人柄に合わせて、多少内容を変えたり、話し方を合わせる必要があります。
これは料理屋さんが、色々な材料を用意しておいてお客様のニーズに合わせて料理を作るのに似ています。
なので、準備も周到に行いますが、現場の雰囲気も汲み取って、自分のプレゼンの演出の仕方を変えていきましょう。
入りは状況に合わせて千差万別ですが、ゴールは自分の得意な空気に持っていく事です。
徐々に自分の得意な空気を作り上げていきましょう。
得意な空気とは、相手が自分に興味を持っていたり、尊敬してくれたいたり、面白いな、好きだなと感じている人が多い状況です。
そういう状況を作ると何を言ってもほとんどウケますし、失敗してもスベリをカバーしやすくなります。
会話をする時の空気感の作り方
http://sho-kirakiramens.com/kaiwakuuki/
③感情を込める
人は他人の感情の影響を受ける仕組みになっています。
相手が悲しめば自分も悲しくなり、相手が笑うと自分も笑顔になります。
なので、自分の情熱も相手に伝わります。
相手に熱いメッセージを届けたいプレゼンの時は、自分が話す内容の事を自分自身が一番信じてあげて、その高まる感情を相手にぶつけるイメージで伝えましょう。
ただし熱くなりすぎてもウザくなってしまう可能性があるので、状況をみつつ、落ち着いた様子で胸の中に燃え盛る炎が燃えているイメージが個人的に思うベストな伝え方です。
④論理的に話す
人は、根拠が無いと話しを中々信じてくれません。
例えば果物の種子や皮って体にいいんだって!と伝えても相手は中々信じてくれません。
しかし、果物の種子や皮の中には、ファイトケミカルスっていう抗酸化作用のある成分があるから体が錆びにくくなって体にいいんだって!というと、え?そうなんだ?となりやすいです。
なので、プレゼンをする時も、具体的な根拠を主張ごとに入れるようにしましょう。
説得力のある話しは根拠が9割です。
主張だけだったら誰でもできます。
説得力のある話しが出来る人は、根拠の部分が、納得できる情報やデータ、考えを用意しています。
プレゼンでも主張ごとに他人を説得できるような実験データや実体験などの根拠を用意しておきましょう。
そして、論理的に話すことで人は納得しやすくなるので、AがBだからBはCだよねという弁護士さんがよく使う3段論法という話し方があるのでぜひ活用してみてください。
例えば、「俺は日曜バイトしてたよ!だから日曜はバイト先にずっといたよ。だから日曜は女の子と浮気なんかしてない!」という根拠のある説得もできます。
しかし「俺は浮気してない!だってしてないもん!」これだと根拠が無いので、疑いは晴れません。
このように主張と根拠をプレゼンでも伝えるようにするといいです。
⑤聞きやすい話し方をする
会話において語り手とは、相手に聞きやすい話し方で話すのがマナーだと思っています。
初めて会った人には敬語を使いますし、いきなり馴れ馴れしい態度はとりません。それが礼儀だからです。
しかし、コミュニケーションとなると、相手に聞き取りにくい小さな声で話してしまったり、早口で話してしまったり会話における最低限のマナーが無い状態で話してしまう人もいます。
その方たちが悪いわけではありませんが、そういう人達を見ていると、何かと損している事が多いのです。
しかしそれではもったいないので、やはり語り手の人は、喋る時のマナーとして相手に聞きやすい話し方で話すのがおすすめです。
プレゼンも同じで、聞き手と語り手がいるわけですから、規模の大きなコミュニケーションです。
プレゼンする時も、自分が話す事だけに集中せず、相手に聞きやすい声で話す事を意識すると、聞き手の人たちもあなたの素敵なプレゼンを心地よく聞いてくれるはずです。
プレゼンの練習方法
プレゼンも上手になるには、練習が必要です。
プレゼンの神と言われていたスティーブジョブズも1週間プレゼンの練習を何度もしたといいます。
自分が話す内容、話し方などをカメラで録画して客観的に見て、自分で気になる所を修正していく作業を繰り返していくとプレゼンも上手になってきます。
もちろん私もたくさん練習しました。
プレゼンは普段のコミュニケーションからも練習できるので、普段の会話から意識して練習してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私が普段からプレゼンで気を付けている事をまとめてみました。
簡単に試せるものばかりですので、よかったら試してみてください。
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