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私はよく松屋に行くんですけど、店員さんで仕事ができるけど、すごく性格の悪そうな女性店員がいます(笑)
だけど、顔がそこそこタイプだから結構好きなんですよ。
最初は顔がタイプだから性格悪くても好きなのかな?と思ったんですけど、顔が可愛くても好きにならない事もよくあります。
となると、やっぱり性格が悪い人には、隠された魅力があるなと思っていくつか分析してみました。
性格が悪いの定義
まず、
性格が悪い≒陰湿
という事を大前提に分析しました。
性格の悪いという定義は大変複雑で、一つずつ解説していくと長くなるので、省きますが、性格が悪いと陰湿は別物だと考えています。
ネチネチ嫌味な事をしてくる人、
これも性格が悪いと定義付けできるかもしれませんが、今回はそれを陰湿なタイプとして分類します。
今回お伝えする性格が悪いとは、「自分が一番優れていると思っている」「自分は魅力があると思っている」「人を見下している」「ツンとしている」「冷たい」この要素を持っている、もしくはそれを表に出している人の事を性格が悪いと定義します。
一般的な価値観から見ると、「上から目線」「愛そうがない」「ツンとしている」などは性格が悪いと思われがちなので、分かりやすくそうしておきます。
これを踏まえた上で分析していきますね。
性格が悪く見えると魅力的に見える2つの理由
結論からいうと、性格が悪い人が魅力的に見える理由が2つあります。
1つ目が、性格が悪そうに見える事によって、他者との差別化ができ、
「意識していない」→「意識する」に、その人への意識が変化するからです。
普通のいい人でしたら,
ただの店員とかいい人で終わってしまいますが、性格が悪いと「なんだあいつ?性格悪そうだな~」とその人の事を考える時間が増えていきます。
人は関心があることについて、どんどん考えてしまう生き物です。
好きの反対は、無関心、とよくいいますが、関心が出た時点で、少し興味を持ってしまっているわけです。
この「関心」が魅力的に見えるためのトリガーになります。
ギャップで心を捕まれる
性格が悪そうに見える事で、どうでもいいその他大勢の店員から、性格が悪そうな店員という感じで差別化されていて、少し関心を持ってしまったわけです。
ここからが、トリックの重要な部分であることに気付きました。
私のケースですけど、その店員さんは周りのスタッフに対しても対応が冷たいし、仕事してる時も大変そうで機嫌が悪いのがモロに表面に出ています。
性格悪そうですよね。笑
けど仕事がめっちゃできるんです。
スタッフにもめんどくさそうにですけど、指示も出してます。
スタッフの雑談にも一切笑いません。
だけど仕事ができるんです。
ここなんですよ。
最初、性格が悪いという所に引っかかって興味を持ちました。
そこから、よく見るとかわいい、そして仕事ができる。
この、
悪い→良い
のギャップが人の心をつかみます。
この段階で、
性格悪そう→好き
に、気持ちがシフトしてきています。
ここで、たまに見せるお客様への「ありがとうございました」ニコッとかされた時にはもう、ハートブレイクです。笑
この段階になると、相手にハマっちゃってて、その人の事ばかり考えるようになっちゃいます。
そして、人間は、一度好きになると、その人のいいところばかり見るようになり、悪い部分は、都合のいいように合理化されて考えられます。
例えば、あの人は本当はいい人だ。仕事一生懸命だしね。スタッフの人に冷たくしているように見えるのは、仕事が忙しいからだろう。
みたいな。
好きになると頭がお花畑になって、相手のとりこになってしまいます。
これが性格の悪そうな人が魅力的に見えて、好きになりやすいカラクリだと気づきました。
悪い部分が見えなくなってるので、ハマると抜けにくいのも分かります。
プロセスのまとめ
好きになるプロセスをまとめると、
興味を持つ(いい悪いであれ)→悪く見える部分のおかげで、いい部分がハイライトされて見える→興味がある→好きに変わる→嫌な部分も都合よく合理化されてハマってしまう
という感じでしょうか。
これを活用すれば人から好かれる
これを活用すれば、人の心を掴むことができやすくなります。
そういえば、私もかつて、これに似た方法を使っていたことがありました。笑
私は美容師時代、全店舗で一番有名なアシスタントでした。
↑美容師時代の写真
一番下っ端の私がなぜ有名だったのか?
それは社長さんと同じブランドの靴を買ったり、1年でスタイリストになるなどと無謀なチャレンジを公言したり、ディーラーの社長さん(普段なら気を使わないといけないスゴイ人)に恋愛相談してみて、すごく気に入られてパーティーの最中に全スタッフの前で肩を組まれて私の話しをしていただいたり、普通の人がしないような事をたくさんしていたからです。
あと仕事ができないで有名だったのもあると思います(笑)
けどその分、名前が認知されるスピードは早くて、誰でも私の事を知っている状態になりました。
けど私は、一生懸命な事で有名で、その真面目に頑張ってる姿を気に入ってくれる人も多く、応援していただいたり、仲良くしていただくことも多かったです。
そのギャップが人の心を惹きつける事ができた理由かもしれません。
あとは、無名の人といきなり関わっても、よそよそしい関わり方にしかなりませんが、私の場合は「あ、噂の森沢君~?笑」という感じで、初めから知り合いのような感覚で接してもらえることも多かったです。
なので、事前に噂を聞くだけでも親近感が持たれます。
これは街で有名なモデルさんやユーチューバーを見かけたのと、心理的には似た状況になります。
なので、やり方は違えど、
興味を持ってもらう→ギャップを見せる→好感が生まれる
というプロセスは変わりません。
分析中のメモ
最後に分析中に、自分の頭の中の情報をアウトプットして整理していた時のメモを残しておきます。
今回書かなかった内容などもあるので、何かの気付きになればと思います。
~メモ~
なぜ性格の悪そうな人が魅力的なのか?
・人間味があって自分と被る部分が共感できるから
・媚びてない感じがいい
・自分が人に合わせちゃうタイプの場合、自分に持っていない世界観に引き込まれる
・人より尖っているから目立って興味を持ってしまう→見ている内に好きになる
・顔がいい
・自信があるように見える
・個性がでる(キャラが立つ)
・性格の悪い人の方が、色々しってそう
・性格が悪いと陰湿は別物
・人は単調だと飽きる
・性格が悪い人が自分に優しくしてくれたら嬉しい
・ツンとしていると追いかけたくなっちゃう
・慣れている感がある
・ミステリアスな魅力を感じる
・そこに自分だけが知ってるいいところを見つけるとハマっちゃう(特別感があるから)宝探しゲームしている感じ
・ツンとしているのに自分と関わってくれるからレア感がある
・ツンとしていると相手の方が立場が上に感じちゃう、その人に気に入られたいと思う気持ち
・自分の知らない世界を見せてくれそうだから
■まとめ
・目立っていて意識してしまうから(顔がいいとなおさら)
・性格悪そうだけど、一生懸命になにかしてたり、やっていることがうまいとき(ギャップを感じて好きになる)
~この段階でかなり好意が生れてしまっている~
ここからハマってしまい、もっと知りたくなってしまう。
やがてコネクションを持ってみようという気になる。
~一緒に遊ぶ~
好きな相手には下手になってしまうからこの段階で相手のペース
性格が悪い所と、自分にだけ見せてくれる恋の顔がやみつきに
★ギャップだな全て
顔タイプで性格も一途だったら面白くない!
尽くすタイプは魅力を感じない
会えないとか思い通りにならない所をつくる
悪い所を見せたあとはいいところもみせる
まとめ
いかがだったでしょうか?
興味を持ってもらう→ギャップを見せる→好感が生まれる
この方程式は恋愛や人間関係、ファン作りなど様々な所で使えると思うのでぜひ活用してみてください。
私もさっそく活用していこうと思っています。
こんな大事な事に気付かせてもらえて、松屋の店員さんには感謝感謝です。
性格の悪く見える部分は自分のいい部分を引き立たせるスパイスなようなものですので、悪く見える部分を上手に使っていけるとよさそうですね。
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