会話をする時は自分が話す事だけに集中しない方がいい理由

新しい家に引っ越してきてから、TVをつけているのですが、よくニュースが流れてるので、たまに見ます。その時に、司会とキャスターが話す場面があるのですが、会話がぎくしゃくする時があるなと、見ていて思う時があります。会話が上手な人の会話は、ぎくしゃくした感じが無く、見ていても、変な空気にならないかなと、心配することはありません。

では、会話が上手な人と、そうでない人では何が違うのかというと、会話の「間」を読めているかどうかで決まってきます。

会話の間

会話が上手な人は、相手の話しが終わって、相手がもう話し終わったなというのを読み取ってから、その話しに適切な返事を適切な間で返します。一方ぎくしゃくしそうな時というのは、相手が話し終わってないのに、自分の話しをしようとして、相手と会話がぶつかってしまいます。それで、「あっ、すいません。」という感じになってしまいます。

なぜこうなるかというと、「自分の意見を言いたい!」「自分の意見を言わなきゃ!」「何か面白い返しをしないと・・!」と自分の話す内容にフォーカスしているので、全体の空気や、会話の間を読み違えてしまいます。なので、自分が何を話すかは、相手の話しを聞き終わって、全体の空気や間を読み取ってから、すぐに考えれば十分間に合いますし、会話のテンポが良く、相手も気持ちよく話す事ができるので、「自分の話し」にフォーカスするのではなく、「全体の空気」「相手の話しの内容」にフォーカスするといいでしょう。

会話が下手な人は、実はそんなに多くなく、焦点を定める所がよくないだけの事が多いです。なので、キャスターの人も自分が話そう話そうとするのではなく、司会の人の言うことをしっかり聞き、相手や会場の人が、どんな返しを求めているんだろう?という事を考えてから話すようにすれば、もっと会話力が上がるはずです。

逆に、相手の話しを聞き、全体の空気を読めば、自分が何を話せばいいのか、どんな返しをするのが適切なのかが必然的に分かります。なので、人と会話する時は、自分ではなくて、相手に焦点を当てて会話してみるようにすると、コミュニケーション能力が上がります。

会話が上手な水戸アナウンサー

逆にこれが出来ているアナウンサーは、水戸アナで、彼女は、愛想よく、相槌をしっかり打ち、相手の話しをしっかり聞きます。そして、相手が話し終わって、自分の番だなと思ったときには、中途半端に話さず、しっかり自分の考えを、自分が話す番ですよ~という空気を出しながら、話すので、他人が話しに割り込んでくることもなく、しっかり話終えることができます。

これから分かる事は、会話が上手な人は、聞くときと話すときのメリハリがしっかりしていると言えます。一方、空気がギクシャクしてしまう人は、聞くのか、話すのか、はっきりしていないので、相手も会話を続けてしまったり、相手が話しているときに、横やりを入れてしまう事にもなってしまいます。

あとこういうタイプの人は、自分が話すのに一生懸命なので、表情に余裕がないので、愛嬌が少ない事が多いです。愛嬌があるかどうかで、その人に良い返事をするかどうかを人は決めるので、相手から返しづらい返事がくることもあります。しかし、「聞く」「話す」をはっきりしていれば、今は聞くフェーズだなと自分の中で区切りを付けれるので、愛嬌たっぷりで聞くことに専念できます。

まとめ

なので、コミュニケーション能力を上げたい人は、以上の事を意識して、水戸アナウンサーの会話の仕方を参考にしてみてください。

コミュニケーション能力を磨くには、「モデリング」といって、相手の話しを聞いて、マネすることが一番ですので、TVを見るだけで、コミュニケーションについて勉強できるので、無料で会話が上達します。これがコミュニケーションスキルの優位性の1つなので、ぜひこれを活用して、会話力を向上させると、会社や、プライベートなどで、有効活用できます。

ちなみに私も、過去にガクトさんや、ハイドさんなど、色々な人の話し方をモデリングして、コミュ症を克服できたので、おすすめの方法です。

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